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高校生の不登校まとめ|単位・留年・転学に向き合った8家庭の保護者ブログから

高校生で不登校になったお子さんを持つ保護者のブログ8本を読み、単位と進級の期限に追われる焦り、留年か転学かの決断、通信制・単位制という選択肢、本人の意思を尊重する難しさを整理しました。

ふとうこうナビ編集部公開 編集方針

高校の不登校には、小中学校とは違う難しさがあります。義務教育ではないため、欠席が続けば単位を落とし、留年・退学が現実の選択肢として迫ってくる。しかも本人はもう「子ども扱い」できる年齢ではなく、親が決めて動かすこともできません。

この記事では、高校生のお子さんの不登校を経験した保護者のブログ8本を実際に読み、悩みと決断の過程を整理しました。文中の内容はいずれも各記事の要約(意訳)であり、原文はリンク先でお読みいただけます。

① 小中と違う焦り:単位と進級の「期限」がある

  • 欠席日数が単位に直結する。 全日制1年でいじめを機に行けなくなり、単位取得と進級の可能性を計算しながら過ごした家庭の記録があります(灰色ねこさんの記録)。
  • 身体症状と全日制の両立。 起立性調節障害のあるお子さんが、朝の登校を前提とする全日制で消耗していく中、単位制の仕組みを知って道が開けた経緯を記録したブログもあります(起立性調節障害と単位制高校)。朝起きられない症状については起立性調節障害まとめをご覧ください。
  • 出口が見えない「トンネル感覚」。 期限に追われる焦りの中で、第三者のサポートを得てようやく見通しが持てた、という振り返りもあります(不登校を乗り越えた保護者の話)。

② 留年か、転学か、休学か

  • 「最初の選択」がすべてではない。 通信制から全日制への編入という逆方向の転校を実現した記録(通信制から全日制へ編入)があるように、全日制→通信制だけでなく行き来の道もあります。
  • 通信制を選んだ後の正直な気持ち。 通信制に転校した後、学園祭のような「高校生活らしさ」が少ないことや周囲の偏見に触れ、揺れた気持ちを率直に綴った記録があります(通信制高校に転校してからの後悔)。選ぶ前に実態を知ることの大切さは通信制高校の選び方で詳しく扱っています。
  • 全日制か通信制かは、見学の数で決まった。 中学不登校から高校進学を検討した家庭では、複数校を実際に見て回ったことが本人の納得につながっています(全日制か通信制か不登校で高校に行ける気がしない)。

③ 「高校に行かない」選択と向き合った家庭

  • 進学拒否を「人生の終わり」と感じた時期。 高校に進学しない選択をした子どもを前に絶望した母親が、時間をかけてその見方を手放していく過程を記録したブログがあります(高校に行かない選択)。高校以外の道(高卒認定など)は中学卒業後の進路まとめで整理しています。

④ 高校生ならではの親の立ち位置

  • 決定権は本人にある。 高校生になると、転学も退学も最終的には本人の意思が軸になります。親が選択肢を集めて提示し、決定は本人に委ねた家庭ほど、その後の変更も「本人の選択」として前向きに機能した、という傾向が複数の記録に共通していました。
  • 親は情報収集と環境整備に徹する。 単位制・定時制・通信制・休学などの制度を親が調べて選択肢を広げておくことが、期限に追われる中での焦りを和らげたようです。

悩み別・相談先の目安

よくある悩み 相談先の目安
単位・進級の条件を確認したい 担任・教務(学校ごとに基準が異なります)
転学先の情報を集めたい 都道府県の教育相談窓口、通信制の選び方
本人が誰とも話したがらない スクールカウンセラー、受診まとめ
高校に行かない選択も含め考えたい 中卒後の進路まとめ相談先まとめ

具体的な窓口の住所・電話番号は自治体から相談先を探すからご覧ください。

単位・進級で焦る前に確認したいこと

体験談から読み取れる、期限に追われる前に押さえておきたいポイントです。

  • 欠席日数と単位取得の条件を早めに確認する。 学校ごとに基準が異なるため、「あと何日休めるか」を早い段階で教務・担任に確認しておくと、判断の余裕が生まれます。
  • 休学という選択肢を検討する。 留年・退学だけでなく、籍を残したまま休む休学制度がある学校もあります。焦って結論を出す前に選択肢を確認できます。
  • 単位制・定時制なら融通が利くこともある。 全日制での消耗が大きい場合、単位制や定時制への転学で、自分のペースで単位を積み上げられることがあります。
  • 決定権は本人にあることを前提にする。 高校生になると、親が決めて動かすことは難しくなります。親は情報収集と選択肢の提示に徹し、決断は本人に委ねる姿勢が、体験談では前向きな結果につながっていました。

よくある質問

Q. 通信制に転校したら「高校生活らしさ」がなくて後悔するのではと心配です。

体験談にも同様の後悔を綴った記録がありましたが、転校前の見学や説明会で実際の学校生活のイメージを掴んでおくことで、ギャップを減らせます。通信制高校の選び方まとめも参考にしてください。

Q. 高校に行かない選択をした場合、その後の進路はどうなりますか?

高卒認定試験や通信制高校への再入学など、高校を経ずに大学進学資格を得る道もあります。中学卒業後の進路まとめも参考にしてください。

参考にしたブログ

出典(公的情報)