不登校の子どもと24時間向き合う日々の中で、実家に帰省したり祖父母を頼ったりすることで、少し心に余裕が生まれた——そんな体験を綴ったブログが見つかりました。この記事ではその内容を整理しています。内容はいずれも各ブログの要約(意訳)です。
こども家庭庁によると令和6年度の小中学校の不登校児童生徒数は約35.4万人で、12年連続の増加・過去最多です(こども家庭庁)。
祖父母の家が心の安全地帯に
- 転校後の学校に適応できず不登校になった当事者本人が、祖父母の家で過ごした2年間が心の安全地帯になった、という記録があります。 祖父母が子どもの状態を指摘せず、休息をそのまま許容してくれる環境が、心の回復につながっていった、という体験でした(もう一度行きたいけどもう行けない場所:祖父母の家の写真と記憶)。
- 祖母と大伯母の訪問が、不登校になったきっかけそのものだったという記録もありました。 当時は戸惑いもありましたが、後になって「ほぼほぼ壊れていた私を、本当に手遅れになる前に救うために来てくれた」と気づき、祖母のサポートによって休息が許容され、心の回復が可能になった、という体験です(ばあちゃんの話〜学校に行かなくなった時のこと〜)。
1週間の実家滞在で親子ともにリセット
私立中学に通う発達グレーの子どもを1週間実家に預けた記録がありました。「久しぶりの息子のいないリビング」が快適すぎると感じるほど、母親自身の精神的なリセットになった一方、祖父母の家では子どもが自炊するなど自立した生活を送っていた、という体験です(1週間実家にいた息子♪(^ω^)【私立中学不登校】)。親のセルフケアは親のセルフケアまとめも参考になります。
親が一人の時間を持つことで心に余裕が生まれ、その後の親子関係にも良い影響があった——というのが複数のブログに共通するメッセージでした。祖父母が「学校に行きなさい」と指摘せず、ただ温かく見守る姿勢が、子どもにとっても親にとっても支えになっているようです。
実家・祖父母を頼るときのヒント
体験談から読み取れる、うまくいきやすい頼り方のポイントです。
- 事前に「言わないでほしいこと」を共有する。「学校の話はしない」「なぜ休んでいるのか本人に聞かない」など、NGだけ先に伝えておくと、祖父母も接し方に迷わずに済みます。
- 短い滞在から試す。 いきなり1週間ではなく、日帰りや一泊から始めて、子どもと祖父母双方の様子を見る家庭が多いようです。
- 「預ける」だけでなく「一緒に帰る」選択肢も。 親子で帰省して家事の負担だけ減らす形でも、親の休息としては十分に機能します。
- 子どもが嫌がるなら無理をしない。 環境の変化が負担になる時期もあります。その場合は、祖父母に自宅へ来てもらう・親だけが数時間外出するなど、別の形で親の休息時間を作る方法があります。
よくある質問
Q. 祖父母に不登校のことをどう説明すればいいですか?
「本人が怠けているわけではなく、いまは休養が必要な時期。専門家(担任やスクールカウンセラー)にも相談している」と、経過と方針をセットで伝えると理解を得やすい、という声が複数あります。伝え方の工夫は祖父母・親戚との理解まとめで詳しく整理しています。
Q. 実家が遠い・頼れる親族がいない場合は?
自治体によっては、ショートステイやファミリー・サポート・センターなど、子どもを一時的に預けられる公的な仕組みがあります。お住まいの自治体の子育て支援窓口や、自治体から相談先を探すに掲載の教育相談窓口で確認してみてください。
参考にしたブログ
相談先
祖父母や親戚を頼ることが難しい場合も、教育支援センターの親の会など、頼れる先を増やす方法があります。
- 親のセルフケアは親のセルフケアまとめ
- 祖父母との関係については祖父母・親戚との理解まとめ
- お住まいの自治体の窓口は自治体から相談先を探す