家庭教育支援チーム文部科学省相談先

家庭教育支援チームとは?家に来てもらえる相談支援を解説

家庭教育支援チームは、孤立しがちな保護者や家庭を訪問し、相談や情報提供を行う文部科学省の登録制度です。学校まで相談に出向くのが難しいときに使える「訪問型」の支援について解説します。

ふとうこうナビ編集部公開 編集方針

不登校の対応に追われる中で、「相談したいけれど、学校や窓口まで出向く余裕がない」と感じる保護者もいます。そうした家庭に向けて、文部科学省が登録制度として整備しているのが「家庭教育支援チーム」です。

**この制度は市区町村単位で任意に設置されるものであり、すべての地域にあるわけではありません。**お住まいの地域で実施されているかどうかは、自治体の生涯学習担当課や教育委員会に確認する必要があります。

家庭教育支援チームとは

**家庭教育支援チームとは、地域で家庭教育支援の活動を行う人たちのチームを、文部科学省が登録・支援する制度です。**都市化や核家族化、共働き・ひとり親家庭の増加により、家庭教育を支える環境が変化していることを背景に整備されています(文部科学省)。

チームは、子育て支援リーダー等のコーディネーターを中心に、子育てサポーターや保健師、臨床心理士、民生委員などで構成され、多くの場合、小学校区程度の地域単位で活動しています。

対象となる家庭

支援の対象として想定されているのは、次のような家庭です。

  • 孤立しがちな保護者
  • 仕事で忙しく、地域とのつながりを持つ機会が少ない保護者
  • 地域とのコミュニケーションや学習の機会をなかなか得られない家庭

不登校対応に追われる中で周囲との関わりが減り、孤立感を抱えている保護者にとって、当てはまる状況かもしれません。

「訪問型」という特徴

家庭教育支援チームの活動の中には、家庭を実際に訪問して、個別に情報提供や相談対応を行う「訪問型家庭教育支援」があります。学校の相談室や役所の窓口まで出向くことが難しい家庭にとって、向こうから来てもらえるという点が大きな特徴です。相談窓口に出向くこと自体が負担になっている場合、この形は特に助けになる可能性があります。

利用方法

具体的な利用方法・申し込み窓口は、文部科学省のページには明記されておらず、**自治体ごとの運用に委ねられています。**まずは、お住まいの市区町村の生涯学習担当課や教育委員会、あるいは自治体の子育て支援窓口に、「家庭教育支援チームの活動があるか」を問い合わせてみることをおすすめします。

親自身のセルフケアや親の会については親のセルフケアまとめ、子どもへの関わり方を学ぶプログラムはペアレント・トレーニングとは?もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 家庭教育支援チームは、どこの地域にもありますか?

任意の登録制度のため、すべての市区町村にあるわけではありません。まずはお住まいの自治体に問い合わせて、活動の有無を確認することをおすすめします。

Q. 費用はかかりますか?

多くの地域の取り組みは無料で提供されていますが、具体的な運用は自治体・チームによって異なります。問い合わせの際にあわせて確認してください。

Q. スクールソーシャルワーカーとは何が違いますか?

スクールソーシャルワーカー(SSW)は学校に配置・派遣される専門職で、学校を経由した相談が中心です。家庭教育支援チームは地域単位の活動で、家庭訪問という形で直接家庭に届く点が異なります。両方を組み合わせて利用することもできます。

相談先

出典