保護者の悩み体験談まとめいじめ友人関係

いじめ・友人関係が背景の不登校|保護者の体験まとめ

いじめや友人関係のこじれがきっかけで学校に行けなくなったとき、保護者はどう動いたか。note.comなどの体験ブログから、学校への相談・転校の判断・子どもが理由を話さないときの向き合い方を整理し、公的な相談先をまとめました。

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いじめや仲間はずれ、友人関係のこじれ——それが背景にあって学校に行けなくなる子は少なくありません。しかも子どもが理由をはっきり話さないことも多く、保護者は「何があったのか」「学校にどう伝えればいいのか」と手探りになります。

この記事では、いじめ・友人関係が背景にある不登校についての保護者ブログを読み、共通する悩みと対応を整理しました。内容はいずれも各ブログの要約(意訳)です。

なお、こども家庭庁によると令和6年度の小中学校の不登校児童生徒数は約35.4万人で、12年連続の増加・過去最多です(こども家庭庁)。

子どもが「理由を話さない」

保護者ブログに共通するのが、本人が理由を話してくれない/話せないという悩みです。

  • 小学校低学年の子は複雑な感情をまだ言葉にできず、「ふつう」としか答えられないことがある、という気づきを綴る母親の記録があります。低学年はいじめ被害が多い時期でもあり、話さないのは反抗ではなく発達段階の問題だ、という視点が語られています(小学低学年期に起こる『沈黙の反抗期』とは?)。
  • 意地悪を受けながらも、その相手に心理的に依存してしまう——「攻撃されている=見てくれている」という受け止めになってしまう子の心理に、保護者が気づいた、という記録もありました(意地悪されて嫌なはずなのに、なぜかその友達に依存していた)。

学校に相談しても動いてもらえないことがある

  • いじめを学校に訴えても「証拠がない」「様子を見る」で止まり、かえって被害側が去らざるを得なかった、という当事者・保護者の記録が複数ありました(いじめと転校の記憶)。
  • 高校教諭である父親自身が、娘が「省かれる」状態になって初めて、当事者としての視点の必要性に気づいた、という記録もあります(不登校で家族が壊れる)。

学校が動きにくいときは、教育委員会の相談窓口やスクールソーシャルワーカーなど、学校の外の窓口に相談する方法もあります。

友人関係が途切れても、それは一時的なことが多い

学校の外に安心できる第二の居場所をつくることが、閉じた人間関係の悪循環を断つ鍵になる、という声が共通していました。居場所についてはフリースクール・居場所選びのまとめも参考になります。

いじめが疑われるときの対応の流れ

体験談を踏まえて、行動の目安を整理しました。

  • まず記録を残す。 日付・状況・子どもの様子など、気づいたことをメモしておくと、学校に相談する際に説得力が増します。
  • 担任だけで進まない場合は上位の窓口へ。 学年主任、生活指導担当、校長、それでも動きがない場合は教育委員会のいじめ相談窓口へと、段階的に相談先を広げる方法があります。
  • 本人が話さない場合は無理に聞き出さない。 体験談にあるように、低学年ほど複雑な感情を言葉にできないことが多く、話せるようになるまで待つ姿勢が信頼関係を保ちます。
  • 学校外の居場所を並行して確保する。 友人関係が理由の場合、無理に同じ環境に戻すより、新しい人間関係を築ける場(フリースクール、習い事、地域の活動)を用意することが回復の助けになります。

よくある質問

Q. 学校に相談しても「様子を見ましょう」と言われるだけで進みません。

学校の対応に限界を感じる場合、教育委員会の相談窓口や「24時間子供SOSダイヤル」など、学校の外の相談先を利用する方法があります。自治体から相談先を探すで地域の窓口も確認できます。

Q. いじめの証拠がなく、学校に取り合ってもらえません。

体験談でも同様の悩みが語られていましたが、記録を積み重ねること自体が対応を進める材料になります。また、証拠の有無にかかわらず、子どもの心身の安全を最優先に、学校外の居場所を確保する対応と並行して進めることができます。

参考にしたブログ(保護者の体験)

相談先

いじめが疑われる場合は、担任・学年主任・スクールカウンセラーのほか、教育委員会の相談窓口や、いじめ・子どもの人権に関する相談ダイヤルも利用できます。いじめが原因で長期欠席が続く場合、法律上「不登校重大事態」として学校側に調査義務が生じることがあります。詳しくはいじめ防止対策推進法とは?をご覧ください。

出典(公的情報)