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不登校の子の暴言・家庭内での荒れとの向き合い方|保護者の体験談

不登校の子どもから暴言や家庭内での荒れた行動を受けた保護者のブログを読み、どこまで受け止めるか、親自身の消耗、夫婦間の対応の違い、試行錯誤の過程を整理しました。note.comの体験談を要約しています。

ふとうこうナビ編集部公開 編集方針

不登校が続く中で、子どもの暴言や家の中での荒れた行動に戸惑う保護者は少なくありません。「どこまで受け止めればいいのか」「自分の対応が間違っているのか」——そうした悩みは、複数の保護者ブログに共通して綴られていました。この記事ではその内容を整理しています。内容はいずれも各ブログの要約(意訳)です。

こども家庭庁によると令和6年度の小中学校の不登校児童生徒数は約35.4万人で、12年連続の増加・過去最多です(こども家庭庁)。

暴言への戸惑いと「どこまで受け止めるか」

  • 強い暴言にどう向き合うか、試行錯誤を続けた記録があります。 子どもから強い言葉を浴びせられる日々の中で、最低限は受け止めつつ酷い暴言には対応するというバランスを探り、親自身の感情も率直に伝えるようにした、という体験です(不登校ママから②こどもとの共感、暴言への対処)。
  • カウンセラーの助言が対応の転機になった、という声もありました。 ゲーム中の暴言に悩んでいた親が、「暴言を許容し、親が場からそっと離れてもいい」という助言を受け、自分の境界線を引くことの大切さを学んだ、という記録です(不登校息子がゲームに暴言を吐く理由)。

親自身の消耗と夫婦間の摩擦

子どもが壁を蹴って穴を開けるほどの行動に、「気が狂いそう」と感じるほどの心理的ダメージを受け、親自身も酒なしにいられなくなるなど、メンタルが破綻し始めた、という記録がありました。夫婦間で対応方針が分かれ、家族全体が孤立していく過程も綴られています(不登校で家族が壊れる)。

複数の課題(昼夜逆転、暴言暴力、ゲーム依存など)が同時に重なる状況で、「真面目に頑張っているのに上手くいかない」という苦しさを感じ、心理学の本を100冊以上読み込んで試行錯誤を重ねた、という体験もありました(暴言・不登校だった子が変わった「たった1つの魔法の言葉」)。

自傷行為をする子どもを目撃し、「母としての力が全くない」と無力感に圧倒された記録(不登校だっていいんだよ…)や、心理職として支援してきた立場でも、自分の子どもが不登校になると「知識と現実のギャップ」に苦しんだという記録(子どもの「不登校」と親のつらさ)もありました。

対応を変えていく試行錯誤

大声で怒鳴るなど従来のやり方がうまくいかなかった経験から、「非暴力的抵抗(NVR)」という新しいアプローチを学び始めた、という記録がありました(子どもの暴力・暴言に親ができること)。付き添い登校の疲労から「家出したい」と思うほど追い詰められた母親が、対応を転換し「学校に行かせることより自己肯定感が100倍大事」という考えにたどり着いた、という体験もあります(登校しぶりの送迎に疲れていたママが花マルをあげられるようになった話)。親自身の心のケアは親のセルフケアまとめも参考になります。

叱責や強制がうまくいかなかったとき、受容や距離の取り方へと対応を変えていく——という試行錯誤のプロセスは、多くのブログに共通していました。一人で抱え込まず、専門家に相談しながら対応を見直すことが、親自身を守ることにもつながるようです。

暴言・荒れに向き合うときの対応の目安

体験談から読み取れる、実践しやすい対応の工夫です。

  • 「受け止める」と「距離を取る」を使い分ける。 すべての言葉を正面から受け止める必要はありません。酷い暴言のときはその場を離れる、という選択も自分を守る手段として有効です。
  • 暴言の「奥にある感情」に目を向ける。 ゲーム中の暴言など、直接的な言葉の裏にある苛立ちや不安の背景を想像することが、対応のヒントになることがあります。
  • 一つのやり方に固執しない。 大声で対応する、無視する、距離を取るなど、複数のアプローチを試しながら、その子に合う方法を探る姿勢が体験談に共通していました。
  • 限界を感じたら専門家につなぐ。 壁を壊す、自傷行為があるなど、家庭内だけで抱えきれない状況になったら、早めに児童相談所やスクールカウンセラーに相談することが重要です。

よくある質問

Q. 暴言がひどく、家族全員が疲弊しています。何を優先すべきですか?

体験談では、親自身の安全と心の健康を最優先にすることが繰り返し語られていました。一人で抱え込まず、児童相談所や教育支援センターなど外部の専門家に早めに相談することが、家族全体を守ることにつながります。

Q. 夫婦で対応方針が食い違い、それがさらにストレスになっています。

体験談でも、夫婦間の摩擦が家族全体の孤立を深めた例がありました。方針を完全に一致させることを目指すより、まず現状を共有し、第三者(スクールカウンセラーなど)を交えて話し合う方法もあります。夫婦での支え方は父親・夫婦で支えるまとめも参考にしてください。

参考にしたブログ

相談先

暴言や家庭内での荒れが激しいときは、一人で対応を抱え込まず、スクールカウンセラーや児童相談所、教育支援センターに相談することができます。児童相談所は虐待対応だけの窓口ではなく、家庭内暴力や不登校の悩みも相談対象です。詳しくは児童相談所とは?をご覧ください。

出典(公的情報)