外出や通院の時間を取るのが難しいとき、オンラインでの相談やつながりが支えになった、という保護者のブログが見つかりました。この記事ではその体験を整理しています。内容はいずれも各ブログの要約(意訳)です。
こども家庭庁によると令和6年度の小中学校の不登校児童生徒数は約35.4万人で、12年連続の増加・過去最多です(こども家庭庁)。
セッションの合間もLINEで相談できる安心感
「母親をやめたい」と感じるほど疲弊していたときにオンラインカウンセリングを受け、セッションの合間もLINEでその都度の悩みを相談できたことが心の支えになった、という記録がありました。感情を紙に書きなぐる、涙を流すといった感情表出の大切さにも気づいた、という体験です(母親をやめたかった時、私がしたこと)。
オンラインの親の会というつながり方
不登校を経験した複数の母親がオンラインサロンでつながり、双極性障害やシングルマザーの子育てなど、それぞれの事情を共有し合った、という記録もありました。顔を合わせずに悩みを話せる場があることの価値が語られていました(不登校を乗り越えた5人のママのリアルな話)。
オンライン家庭教師という選択肢
複数の家庭教師サービスを試した末に、受験対策中心のアプローチではなく「本人の興味に寄り添い、一緒に深堀する」というオンラインサービスを選んだ、という記録がありました。当初は「雑談ばかりで大丈夫か」と疑問を持ちながらも、数ヶ月で子どもの自己肯定感が向上し、社会とのつながりを取り戻していく様子を実感していった、という体験です(不登校の子に家庭教師を試してみた話)。親自身の気持ちの整理は不登校の子を持つ親のリアルな悩みまとめも参考になります。
対面での相談に踏み出しにくいときも、オンラインという選択肢があることで、少しずつ気持ちが軽くなっていく——というのが複数のブログに共通するメッセージでした。
オンラインでつながる方法の整理
体験談に登場した方法を含め、オンラインでのつながり方はおおまかに次のように整理できます。
| 方法 | 向いているケース | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 自治体の電話・メール教育相談 | まず公的な窓口に相談したい | 無料 |
| オンラインカウンセリング | 親自身の心のケアを継続的にしたい | 有料が中心 |
| オンラインの親の会・サロン | 同じ立場の保護者と話したい | 無料〜低額 |
| オンライン家庭教師・教材 | 子どもの学習や社会とのつながりを作りたい | 有料が中心 |
多くの自治体の教育相談は電話やメールに対応しており、費用をかけずに始められます。お住まいの自治体の窓口は自治体から相談先を探すで確認できます。
始める前のチェックポイント
体験談から読み取れる、オンライン相談をうまく活用するためのポイントです。
- 目的をひとつに絞る。「親の気持ちの整理」「子どもの学習」「情報収集」のどれが今一番必要かで、選ぶサービスが変わります。
- 合わなければやめてよいと決めておく。 家庭教師サービスを複数試した体験談のように、最初のひとつが合わなくても珍しいことではありません。
- 子どもに無理にカメラを向けない。 顔を出さない・声だけ・チャットのみでも参加できる場は多くあります。
- 公的窓口と併用する。 民間サービスを使う場合も、教育支援センターなど公的窓口とつながっておくと、出席扱いや進路の相談がしやすくなります。
よくある質問
Q. オンラインカウンセリングと自治体の教育相談はどう違いますか?
自治体の教育相談は無料で、学校との連携(出席扱いの相談など)につながりやすいのが強みです。オンラインカウンセリングは日時の自由度が高く、親自身の心のケアを継続しやすいのが特徴です。目的に応じて併用している家庭もあります。
Q. 子どもが相談を嫌がります。親だけで相談してもいいですか?
多くの窓口は保護者のみの相談を受け付けています。体験談でも、まず親が相談を始めたことで気持ちに余裕が生まれた、という流れが共通していました。
参考にしたブログ
相談先
対面での相談が難しいときも、電話やオンラインで対応してくれる窓口があります。まずは教育支援センターに相談方法を確認してみることができます。
- 保護者自身の気持ちの整理は不登校の子を持つ親のリアルな悩みまとめ
- 相談先の全体像は不登校の相談先まとめ
- お住まいの自治体の窓口は自治体から相談先を探す