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不登校と習い事まとめ|「学校は行けないのに習い事は行ける」をめぐる保護者ブログの記録

不登校の子を持つ保護者のブログを読み、学校には行けないのに習い事には行ける現象、続けるか辞めるかの判断基準、習い事が社会との接点や自信の源になった経験を整理しました。

ふとうこうナビ編集部公開 編集方針

「学校には行けないのに、習い事には行ける」——不登校家庭でしばしば起きるこの現象に、戸惑う保護者は少なくありません。ずるいのではと迷う気持ちと、唯一の社会接点を守りたい気持ちの間で揺れた記録が、当事者ブログには残されています。

この記事では、保護者自身が書いた体験ブログを実際に読み、習い事と学校外の居場所をめぐる悩みと工夫を整理しました。文中の内容はいずれも各記事の要約(意訳)であり、原文はリンク先でお読みいただけます。

① なぜ学校はダメで習い事は行けるのか

  • 習い事は「みんなと同じ」を強制されない。 起立性調節障害で朝は動けない子どもが、午後の習い事では動ける——という一見矛盾した状態について、体を動かしている間は不安な考えごとから解放される、居場所として呼吸がしやすい、と分析した母親の記録があります(不登校の子に習い事をおすすめしたい理由)。
  • ただし「学校復帰の訓練」にした途端に崩れる。 習い事に親の期待を乗せすぎないこと、を教訓として挙げる記録は複数ありました。

② 続けるか、辞めるか:判断の分かれ目

  • 基準は「本人が楽しめているか」と「親の押しつけになっていないか」。 ASDのお子さんを含む複数の子の習い事について、この2点で判断し、心の負担が大きい時期には納得して辞める方が親子関係にも良かった、という記録があります(習い事を続けるべきか悩んだら)。
  • 「辞めたい」と言わない子には、対話で確かめる。 今の気持ち・その習い事をどう捉えているか・これからどうしたいか、を丁寧に聞いたことで、一人は目標を決めて続け、一人は納得して辞めた、という姉妹の記録もあります(習い事を続けさせるか辞めさせるか迷う時に必要な2つのこと)。
  • 習い事も行けなくなる時期がある。 学校に加えて習い事まで行けなくなった「二重のできない」に直面した家庭では、家の中での料理やプログラミングなどの活動を「準備期間」と捉え直し、「今は行けない」を「まだ行かない」と読み替えることで親の焦りを手放した記録があります(不登校。そして、習い事も行けない)。

③ 習い事が支えになった実例

  • 続けてきた習い事が生活の軸になった。 中学進学を機に不登校になったお子さんが、幼少期から続けている体操と習字を継続し、運動の機会と集中する時間を保てた——登校は本人が毎日決める形にして、欠席が大きく減っていった一年の記録があります(不登校の息子の一年間の記録)。
  • 家庭での役割も「居場所」になる。 皿洗いや風呂掃除など家庭内の役割が子どもの存在意義につながった、習い事は同年代との交流・自信・親子の会話のきっかけになる——という整理をした記録もあります(不登校時の家庭でのおすすめの過ごし方)。

学校外の公的な居場所は教育支援センター、民間はフリースクール・居場所の選び方で整理しています。家での過ごし方は家での過ごし方まとめもご覧ください。

悩み別・相談先の目安

よくある悩み 相談先の目安
習い事だけ行くことへの学校の目が気になる 担任に方針を共有(学校とのやりとりまとめ
習い事以外の居場所を探したい 教育支援センターフリースクール
費用の負担が気になる 不登校とお金まとめ

具体的な窓口の住所・電話番号は自治体から相談先を探すからご覧ください。

続ける・辞めるを判断するときの視点

体験談から読み取れる、判断に迷ったときの整理です。

  • 「本人が楽しめているか」を最優先の基準にする。 楽しめているなら多少の負担があっても続ける価値がある一方、負担の方が大きいなら辞める選択も尊重されるべき、という視点が体験談に共通していました。
  • 「学校復帰のため」という下心を持たない。 習い事に学校復帰の期待を乗せすぎると、本人にプレッシャーとして伝わり、逆効果になることがあります。
  • 本人に直接聞いてみる。「今の気持ち」「この習い事をどう捉えているか」「これからどうしたいか」を丁寧に尋ねることで、本人なりの答えが見えてくることがあります。
  • 習い事にも行けなくなる時期は「準備期間」と捉える。 一時的に行けなくなっても、それを失敗と捉えず、家庭内での活動を経て再び動き出すケースも見られました。

よくある質問

Q. 学校には行けないのに習い事には行けます。矛盾していないでしょうか?

矛盾ではなく、体験談では「みんなと同じであることを強制されない」環境が理由として挙げられていました。習い事は学校とは異なる、比較や評価の少ない場として機能しているようです。

Q. 習い事の費用が負担になっています。続けるべきか迷います。

経済的な負担が大きい場合、無理に続ける必要はありません。自治体の助成制度がないか確認する方法もあります。詳しくは不登校とお金・経済的支援まとめをご覧ください。

参考にしたブログ

出典(公的情報)