保護者の悩み体験談まとめ運動体力づくり

不登校の子と自宅での運動・筋トレ|体力づくりの体験談

運動不足になりがちな不登校の子どもが、自宅での筋トレや散歩を始めて心身に変化があった保護者のブログを読み、無理のない運動の始め方を整理しました。

ふとうこうナビ編集部公開 編集方針

不登校が続くと、体を動かす機会が減り、体力や気力の低下を心配する保護者は少なくありません。この記事では、自宅での運動や散歩を通じて変化があった体験を整理しています。内容はいずれも各ブログの要約(意訳)です。

こども家庭庁によると令和6年度の小中学校の不登校児童生徒数は約35.4万人で、12年連続の増加・過去最多です(こども家庭庁)。

親が楽しむ姿を見せる

  • 母親自身が家で筋トレやヨガを楽しむ姿を見せたところ、子どもが真似をして「腹筋10回できたー」と自慢するようになり、一緒に筋トレ大会が始まった、という記録があります。 強制せず、親が楽しむ姿を見せることが子どもの自発的な参加につながった、という体験でした(不登校の子どもが運動不足だから母が運動してみた)。
  • 回復期に入ってから体力強化に努めた当事者本人の記録もありました。 体力をつけることで笑顔が戻り、家族との会話が増え、集中力も向上していったという実感が綴られていました(不登校の回復期に入ったら、とにかく体力強化に努める)。

引きこもりからの自宅筋トレ

3年間の引きこもりを経験した当事者本人が、自宅での筋トレを通じて姿勢が良くなり、印象が変わっていった、という記録がありました。脳への血流が増加し、座っているだけのときより思考がクリアになる実感があった、という体験です(不登校・引きこもりのための初めての「おうち筋トレ」のススメ)。

スモールステップと遊びの要素

少し離れた場所のものを取ってもらう、ゲーム中にストレッチをするなど、無理のない範囲から始める「スモールステップ運動法」を実践した記録がありました。セロトニン分泌による不安の軽減や、睡眠の質の向上が実感されていた、という体験です(不登校と運動不足の悪循環を断つ!スモールステップ運動法)。

ゲーム形式のフィットネスを導入したところ、子どもの競争心が刺激され、自ら「週2回」の運動を設定し、達成すると誇らしげに報告するようになった、という記録もありました(運動不足の我が家に、リングフィットを導入してみた)。

散歩から広がる活動範囲

子どもの好きな食べ物を買いに連れ出す過程で自転車利用が自然と始まり、「楽しく感じた」という言葉につながった、という記録がありました(不登校ムスメとの日々:不登校と運動不足)。夜の散歩を提案したところ「毎日、歩きたい」と前向きな反応があり、人目を気にせず歩けることが安心につながった、という記録もあります(不登校の息子と夜の散歩をする)。日中の散歩で「太陽の光をいっぱい浴びて、心の癒しを受け」、心と頭を落ち着かせる効果があった、という体験も綴られていました(散歩のススメ)。運動不足への他の対応は運動不足・体力低下まとめも参考になります。

強制するのではなく、子どもの興味や親自身が楽しむ姿を通じて自然に体を動かす機会を作る——という工夫が、複数のブログに共通していました。

自宅運動を無理なく始めるコツ

体験談から読み取れる、続けやすくする工夫です。

  • 「一緒にやる」から始める。 親が楽しんでいる姿を見せることが、子どもの自発的な参加を引き出しやすいようです。指示するより誘う形が効果的でした。
  • ゲーム要素を取り入れる。 リングフィットなどのゲーム型フィットネスは、運動そのものへの抵抗感を減らす工夫として複数の体験談に登場していました。
  • 「ながら運動」から始める。 ゲーム中のストレッチ、物を取ってもらうなど、生活の中に自然に組み込める小さな動作から始める方法もあります。
  • 数値化して達成感を可視化する。「腹筋10回」「週2回」など、具体的な目標を子ども自身が設定すると、継続のモチベーションになりやすいようです。

よくある質問

Q. 運動不足が心配ですが、子どもが全く体を動かそうとしません。

体験談では、無理に運動させるより、親が楽しんでいる姿を見せることから始めた家庭が多く見られました。まずは親自身が気軽にできる運動を始めてみることが、間接的なきっかけになるかもしれません。

Q. 運動する体力も気力もなさそうです。無理に勧めるべきではありませんか?

心身の状態によっては、運動より休息を優先すべき時期もあります。体験談でも、まずエネルギーの回復を待ってから体力づくりに取り組んだ例が見られました。焦らず本人の状態を見ながら進めることが大切です。運動不足・体力低下全般については運動不足・体力低下まとめも参考にしてください。

参考にしたブログ

相談先

体力づくりについては、教育支援センターやスクールカウンセラーでも相談できます。

出典(公的情報)