ひきこもり地域支援センターサポステ自立支援

ひきこもり地域支援センターとサポステとは?学齢期を過ぎたあとの相談先

不登校のその後、進学せず自宅にいる時期や、就労に踏み出せない時期に頼れる公的機関「ひきこもり地域支援センター」と「地域若者サポートステーション(サポステ)」を、役割の違い・対象年齢・利用方法とあわせて解説します。

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学齢期の不登校の相談先は多く知られていますが、その後、進学・就職せずに自宅で過ごす時期が続いたときの相談先は、意外と知られていません。ここでは、年齢を問わず頼れる2つの公的機関を紹介します。

ひきこもり地域支援センターとは

**ひきこもり地域支援センターは、ひきこもり状態にある本人やその家族の相談に特化した公的な窓口です。**社会福祉士・精神保健福祉士・保健師・公認心理師・臨床心理士などの資格を持つ「ひきこもり支援コーディネーター」が相談にあたり、地域の関係機関へのつなぎ役も担います(厚生労働省)。

平成30年(2018年)4月までに、すべての都道府県・指定都市(67自治体)に設置が完了しています。さらに令和4年度からは、より身近な場所で相談できるよう、設置主体が市区町村にも拡大されています。

対象年齢に上限はなく、学齢期を過ぎた10代後半から成人まで、長く相談できるのが特徴です。不登校のその後の悩みは不登校のその後・回復と自立の体験談まとめでも扱っています。

地域若者サポートステーション(サポステ)とは

**地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、厚生労働省と地方自治体が協働し、働くことに悩みを持つ若者の就労を支援する事業です。**若者支援の実績があるNPO法人などの民間団体が、厚生労働省からの委託を受けて運営しています。

  • 対象年齢: 15歳〜49歳
  • 費用: 無料
  • 支援内容: キャリアコンサルタントによる相談、コミュニケーション講座、就労体験、履歴書作成のサポートなど

もともとは39歳までが対象でしたが、就職氷河期世代支援の一環として、令和2年度から49歳まで対象が拡大されました。

2つの機関の違い

ひきこもり地域支援センター サポステ
主な対象 ひきこもり状態にある本人・家族 働くことに悩みを持つ若年無業者
目的 相談・関係機関へのつなぎ 就労に向けた支援
運営 都道府県・指定都市・市区町村 厚生労働省委託の民間団体
対象年齢 上限なし 15〜49歳

「まだ働くことを考えられる状態ではない」という時期はひきこもり地域支援センターへ、「働きたい気持ちはあるが一人では踏み出せない」という時期はサポステへ、というのが大まかな使い分けの目安です。どちらに相談すればいいか迷う場合も、まずはどちらかに連絡すれば、状況に応じてもう一方につないでもらえます。

よくある質問

Q. 不登校が続いたまま高校に進学しませんでした。どちらに相談すればいいですか?

本人が「学校以外の道も含めて何かしたい」という気持ちがあるなら、まずはひきこもり地域支援センターに相談し、状況に応じてサポステや他の支援機関を紹介してもらう流れが一般的です。無理に「働く」ことを目標にせず、本人のペースに合わせた相談ができます。

Q. 本人が家から出たがりません。それでも相談できますか?

多くのひきこもり地域支援センターで、家族だけの相談を受け付けています。本人が動けない段階でも、まず家族が相談することで、今後の関わり方のヒントを得られることがあります。

Q. サポステは何歳から利用できますか?

15歳から49歳までが対象です。学齢期を過ぎていれば、高校中退後や、進学・就職をしていない状態でも利用できます。

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